おくすりガイド

20265月作成)

薬には病気を治したり、症状をやわらげたりする効果がある一方、副作用があらわれることがあります。

医師に指示された用法・用量にしたがって使用してください。体調が良くなったと自分で判断し、使用することをやめたり、量を加減したりすると、病気が悪化することがあります。

薬のことでわからないこと、心配なことなどがありましたら、医師や薬剤師に相談してください。

リスペリドン内用液1mg/mL「杏林」

一般名 :

リスペリドン(Risperidone

 

販売名

リスペリドン内用液1mg/mL「杏林」

 

形状

0.5mL分包品

1mL分包品

瓶包装品

2mL分包品、3mL分包品の写真は省略しています

.どんな薬

¡  この薬は、脳内の神経(しんけい)伝達(でんたつ)物質(ぶっしつ)のバランスを整え、不安、緊張などの症状をしずめ、精神の不安定な状態を抑え、気力や関心のもてない状態を改善します。

.この薬を使用できない人、特に注意して使用する必要がある人

🚫 次の人はこの薬を使用できません。必ず医師や薬剤師に相談してください。

昏睡(こんすい)の状態にある人

・バルビツール(さん)誘導体(ゆうどうたい)などの中枢(ちゅうすう)神経(しんけい)抑制剤(よくせいざい)の強い影響下にある人

・アドレナリンを使用している人(アドレナリンをアナフィラキシーの救急(きゅうきゅう)治療(ちりょう)、または歯科(しか)領域(りょういき)における浸潤(しんじゅん)麻酔(ますい)もしくは伝達(でんたつ)麻酔(ますい)に使用する場合を除く)

・過去にリスペリドン内用液「杏林」に(ふく)まれる成分およびパリペリドンで過敏症(かびんしょう)のあった人

¡  次の人は特に注意が必要です。使い始める前に医師や薬剤師に相談してください。

・心臓や血管の病気の人、低血圧の人、またはこれらが疑われている人

・過去に不整脈(ふせいみゃく)があった人、先天性(せんてんせい)QT延長(えんちょう)症候群(しょうこうぐん)の人

・パーキンソン病またはレビー小体型(しょうたいがた)認知症(にんちしょう)のある人

・てんかんなどのけいれんをおこす疾患(しっかん)を有する人、または今までにおこしたことがある人

・死にたいと強く思ったり考えたことがある人

糖尿病(とうにょうびょう)の人または過去に糖尿病になったことがある人、血縁に糖尿病の人がいる人、高血糖(こうけっとう)肥満(ひまん)の人など糖尿病になりやすい人

・脱水の人や栄養状態の悪い人

・長時間動かないでじっとしている人、長期間病床(びょうしょう)にある人、肥満の人、脱水状態の人

・腎臓に障害のある人

・肝臓に障害のある人

・妊婦または妊娠している可能性のある人

・授乳中の人

¡  この薬には一緒に使用してはいけない薬や、一緒に使用する場合に注意が必要な薬、食べ物や飲み物があります。他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。

.この薬を使うにあたり注意すべき副作用・注意すべきこと

¡  この薬の使用により、以下のような症状があらわれることがあります。これらの症状に気づいたら、医師や薬剤師に相談してください。

主な症状

考えられる副作用など

力が抜けてだるく感じる、めまい、ふらつき、立ったときにめまいやふらつきを感じる、気を失う

起立性(きりつせい)低血圧(ていけつあつ)

体が重くて動きたくない感じがする、体重が減る、のどがかわく、水を多く飲む、尿の量が増える

高血糖(こうけっとう)糖尿病(とうにょうびょう)の悪化

お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、ぼんやりしてまわりのことがよく分からなくなる

低血糖(ていけっとう)

たくさん話すようになる、大声で叫ぶ、まわりの人に暴力をふるう、物を壊してしまう、ちょっとしたことで怒る、自己に対する過大評価を内容とする妄想(もうそう)敵意(てきい)をもつ

興奮(こうふん)誇大性(こだいせい)、敵意等の陽性(ようせい)症状(しょうじょう)

統合(とうごう)失調症(しっちょうしょう)の人]

¡  自動車運転等眠気(ねむけ)、注意力・集中力・反射(はんしゃ)運動(うんどう)能力(のうりょく)などの低下が起こることがあるので、自動車の運転などの危険を(ともな)う操作は行わないでください

.ほかに知られている副作用

「3.この薬を使うにあたり注意すべき副作用・注意すべきこと」に記載されている副作用のほか、比較的よくみられる副作用の一例は以下のとおりです。これら以外の副作用もあらわれることがあります。これらの症状や、普段と異なる症状に気づいたら、医師や薬剤師に相談してください。

主な症状

考えられる副作用

食欲がない

食欲不振

眠れない

不眠症(ふみんしょう)

足がムズムズして、じっとしていられない感じがする、じっと座っていられない

アカシジア

.保管方法

凍結(とうけつ)をさけて室温(1~30℃)で保管してください。

.問い合わせ先

症状、使用方法、副作用などについて不明な点がある場合は、医師や薬剤師におたずねください。

この製品に対する一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください。

製造販売業者:同仁医薬化工株式会社、URLhttps://www.dojin-ph.co.jp

販売会社:杏林製薬株式会社

発売会社:キョーリンリメディオ株式会社 学術部、電話:フリーダイヤル0120-960189

受付時間:平日9001700(弊社休業日を除く)、URLhttps://www.kyorin-rmd.co.jp

 

※医薬品副作用被害救済制度:お薬は正しく使っていても、副作用が起こることがあります。もしも副作用で重い健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付が受けられる公的な制度です。

制度の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

 

なお、抗がん剤、免疫抑制剤や抗ウイルス薬などにはこの制度の対象にならないものがあります。対象外となる医薬品はこちらから検索いただけます。

https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0022.html